アセアンのPIFについて

アセアン化粧品指令（PIFガイドライン）に、流通する製品のPIFを保管しておくことは義務とされています。

ほとんどのASEAN諸国は、ASEAN化粧品指令のPIFガイドラインに準拠しています。但し、一部のASEAN諸国では、ASEAN ACDのガイドラインとは異なる独自のガイドラインを設けている場合があります。タイでは PIF のパート 4 が省略されていたり、インドネシアではパート 1 で作成する書類が若干異なっていたりします。他のアジア諸国では、台湾も独自のPIFガイドラインを持っています。このように、現地のガイドラインや規制を確認することをお勧めします。

PIFの提出を求められたときに提出できない会社には、警告や罰則が与えられることがあります。PIFは必ずしも届出時に提出する必要はありません。但し、当局は市販後調査（post-market surveillance）の際にPIFの監査を行うので、要求があればPIFを入手し、アクセスできるようにしておく必要があります。