WWIP【China + 1】ASEAN輸出支援キャンペーンのお知らせ

日本の化粧品メーカが製品の輸出先を検討する場合、まず念頭に浮かぶのは中国、台湾、香港といった国や地域が多いのではないでしょうか。この中でも日本企業にとってアジア最大の消費市場*1 である中国市場は最も重要な市場です。

* 1 世界の化粧品市場規模は約 4,263 億 US ドル（2019 年、約 46.5 兆円）、日本の化粧品市場は約 350億 US ドル（同年、約 3.8 兆円）であり、米国（同年、約 777 億 US ドル（約 8.5 兆円））、中国（2019年、約 572 億 US ドル（約 6.2 兆円））に次いで世界第 3 位の化粧品大国である。（出典：化粧品産業ビジョン検討会『化粧品産業ビジョン』（2021年））

しかし、中国への化粧品輸出は、昨年から続く「処理水問題」など政治的なリスクを伴っています。また、今年5月から開始される化粧品製品安全性評価報告書（完全版）への移行は、化粧品企業にとって過去最大と言ってもよい、対応困難なハードルを突きつけています。

こうした状況を踏まえ、WWIPには昨年よりアセアン諸国の化粧品規制に自社の製品が適合しているかを確認したいという企業からの問い合わせが増加しています。

そこで、WWIPで日本企業が中国とASEAN諸国の双方に輸出先を持つことで、市場リスクの分散だけでなく、各地域の需要に柔軟に対応できるビジネス構築をサポートすることを目的に「CHINA + 1」キャンペーンを2024年2月25日(木)より4月26日（金）の期間限定で実施します。

「China + 1」は、グローバル市場での競争力を高めることにつながります。ぜひこの機会にWWIPのアセアン諸国関連サービスをご活用ください。