中国国家薬品監督管理局が、昨年末に公開した化粧品原料データベースには、本日時点で10,000件以上が登録済み。WWIPは、原料登録データベースのアカウント開設に必要な企業主体証明、登録代行授権書のご案内を1月17日より開始。
昨年末(2021年)、12月31日に公開された化粧品原料の安全情報登録プラットフォーム(原料伝達コード登録のためのデータベース、以下「化粧品原料登録データベース」)について、株式会社ワールドワイド・アイピーコンサルティングジャパン(以下、「WWIP」)は本日時点で既に登録数が10,520件(18日16時時点)にのぼることを確認しました。
今回のデータベース上の公開情報に関するポイントは以下の通りです。
① 海外からの登録には、データベースで登録用アカウントを開設するために必要な工数が中国国内企業に比べ多いため、現在の登録はそのほとんどが中国国内の原料生産企業によるものと思われます。
② これだけの原料数が1月1日以降の短期間で登録公開されたことは、この登録システムでは申請内容の審査がなく、即時登録、即時に原料伝達コードの発行が行われていることを示しています。
③ データベース上で一般に公開されている範囲が予想に反し限定されているため、原料生産企業にとっては紙ベースで安全性資料を提供する際に比べ情報の秘匿性という点でデータベース登録をする意味があります。
* 但し、これは本日時点のデータベースの状況であり、今後NMPAが公開範囲を拡大する可能性もあります。
* データベースで公開されている情報は以下の3要素のみです。
登録順NO
原料組成(複合成分については2成分まで公開、3成分目以降は伏字)
原料伝達コード(一部、伏字)
WWIPでは、化粧品原料登録の方法についてもNMPA局が公開した登録方法ガイダンスや実際の実務を通じて、具体的な登録内容について精査しています。 併せて、1月17日より、データベースで登録用アカウントを開設するために必要な授権書(自社で直接登録する場合は不要)の雛形を作成、申請企業からの提出が必要な企業主体証明についてのご案内を開始しました。
現在、WWIPでは化粧品原料登録代行サービスをご提供中です。
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