【タイ化粧品】マイクロニードル化粧品に関する規制案を公聴会にて発表

2025年4月24日

2025年2月28日、タイFDA（食品医薬品局）は、マイクロニードル化粧品に関する2つの規制案を発表し、パブリックコメントを募集した。パブリックコメントの受付は2025年3月14日に締め切られた。

マイクロニードル化粧品に関する規制案の主要な内容

タイ食品医薬品局（Thai FDA）が発表したマイクロニードル化粧品に関する規制案には、
以下の主要な内容が含まれている。

最初の告示は、製造、輸入、販売が禁止されるマイクロニードル化粧品に関するものである。

タイで販売が許可される唯一のマイクロニードル化粧品は、溶解型マイクロニードルパッチ（Dissolving Microneedle Patch）である。針の長さは100マイクロメートル（≤ 100 µm）を超えてはならない。

小型の針状結晶やマイクロニードル様成分を含む化粧品は、禁止されている。

第二の告示は、小型針またはマイクロニードル製品に関する警告表示についてである。警告表示には、以下の文言を含める必要がある。

“この製品は、アレルギーや刺激を引き起こす可能性がある。使用前にアレルギーテストを行うべきである。使用後に異常が発生した場合は、使用を中止し、医師または薬剤師に相談すること。敏感肌、性器、唇、皮膚疾患（皮膚炎、ニキビ、傷口、擦り傷、刺激など）のある部位には使用しないこと。目の周囲にも使用を避けること。15歳未満の子供には使用しないこと。日常的な使用は推奨しない。”

製造業者および輸入業者は、告示の施行日から180日以内にこの警告表示を追加しなければならない。