韓国、化粧品安全基準の規定改訂を発表
韓国食品医薬品安全処(MFDS)は、2022年9月5日に化粧品安全基準規則の更新に関する通知を発表しました。主な更新内容は、禁止成分リストと制限成分リストです。株式会社ワールドワイド・アイピー・コンサルティングジャパン(以下「WWIP」東京都港区)では、これらの更新に伴い、最新の情報を用いた韓国化粧品成分チェックサービスを2022年10月6日より開始いたしました。
現在、この更新における実施は準備中であり、MFDSは、これらを今年末までに実施する予定です。また、製造業者/企業がこれらの変更に対応するための猶予期間として6ヶ月を設ける予定です。
化粧品安全基準の一部を改正する告示(No.2022-403)について、染毛剤5成分を制限付きリストから削除し、この5成分を化粧品の禁止成分に追加する。
1 | o-Aminophenol | o-アミノフェノール |
2 | Catechol (Pyrocatechol) | カテコール(ピロカテコール) |
3 | m-Phenylenediamine | m-フェニレンジアミン |
4 | m-Phenylenediamine Hydrochloric Acid | m-フェニレンジアミン塩酸塩 |
5 | Pyrogallol | ピロガロール |
制限リストからの削除と禁止リストへの追加の理由は、当局の定期検査で遺伝毒性*のある成分が検出されたためです。
その他、公式の発表については、以下のURLをご参照ください(韓国語):
https://www.mfds.go.kr/brd/m_209/view.do?seq=43685&srchFr=&srchTo=&srchWord=&srchTp=&itm_seq_1=0&itm_seq_2=0&multi_itm_seq=0&company_cd=&company_nm=&page=1
WWIPでは、韓国の規制に基づき製品の成分チェック、パッケージチェックサービスをご提供するとともに、製品通知や登録手続き、また規制チェック等の専門的なサービスをご提供しています。
<本件に関するお問い合わせ>
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