[インドネシア化粧品]2024年3月輸入規制更新、追加資料要求を発表

2024年3月7日に、インドネシアの貿易省は「輸入政策と規制に関する2023年貿易大臣規則第36号の改正に関する2024年貿易大臣規則第3号」（以下、本規制という）を発行しました。

本規制は、インドネシアへ製品輸入をする際の輸入時通関手続きにおいて、化粧品製品に対し必要資料を追加するものであり、並びに旧「輸入政策と規制に関する2021年貿易大臣規則第20号の改正に関する2022年貿易大臣規則第25号」を廃止するものです。

本年3月11日以降、インドネシアで化粧品製品を輸入する場合、以下の書類を取得する必要があります。
1. BPOM発行　SKI（輸入通知書）
2. 貿易省承認調査会社発行　Surveyor Report（調査報告書）
3. ＜追加項目＞貿易省発行　Import Permit（輸入許可）
　　*インドネシア語：Persetujuan Impor

＜Import Permitとは＞
今回追加されたImport Permitとは、貿易大臣が発行する輸入許可証であり通関書類として、化粧品の輸入企業（CNH/Cosmetic Notification Holder）が申請、所有しておく義務があります。Import Permitを申請するためには、輸入企業が事前に今後1年間の輸入計画を提出し、該当製品の輸入製品数を当局へ申請しておく必要があります。申請後の審査結果によって、1年の間で対象製品における輸入可能数量が定められます。

追加されたImport Permitは、化粧品以外の製品に対しては従来も要求があった資料ですが、今回化粧品に対しても、Import Permit要件が追加されました。

従来）2024年3月10日迄　化粧品輸入に必要な書類：
・Surveyor Report（調査報告書）
・BPOMが発行する化粧品のSKI（輸入通知書）

新）2024年3月11日以降　化粧品輸入に必要な書類：
従来要求事項2点に加え、 新たに追加された資料 「Import Permit（輸入許可）」
*インドネシア語：Persetujuan Impor

インドネシアへの化粧品輸出にご関心がございましたら、WWIPコンサルタントへお気軽にお問い合わせください。

＜本件に関するお問い合わせ＞
株式会社WWIPコンサルティングジャパン
TEL：　03-6206-1723
Email： official@wwip.co.jp