【台湾】11月6日化粧品使用制限成分改正へ
目次
台湾における化粧品制限成分改正へ
台湾衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は、11月6日に「化粧品成分使用制限表」に対して大幅な改正を発表しました。本改正は化粧品の安全確保および国際規制との整合性を目的としており、新規追加34項目、修正74項目、削除1項目の内容です。
なお、改正前の規定に基づき、2024年9月30日以前に製造、または輸入された化粧品については、表示された保存期限内で引き続き販売が可能です。
主な改正ポイント
台湾化粧品 新規追加:34成分
台湾国内や海外の最新安全性評価に基づき、使用範囲・濃度が新たに設定された34の成分が新規収載されました。
台湾化粧品 既存成分の修正:74成分
以下を中心に、多数の成分について規定が更新されました。
・使用範囲(例:リーブオン/リンスオフ製品の区分整理)
・最大使用量(配合上限)の見直し
・INCIの表記修正
・注意事項の追加または改訂
例:Kojic acid(コウジ酸)の上限濃度の見直し
Arbutin(アルブチン)の表記および注意事項の整理 など
台湾化粧品 成分削除:1成分
以下の成分がリストから削除されました:
Boric acid(ホウ酸)
台湾化粧品 用語・注意事項の統一
規制文言が整理され、以下のように表記が統一されました:
「立即沖洗」→「沖洗」(リンスオフ)
「非立即沖洗」→「非沖洗」(リーブオン)
「孩童」→「兒童(含嬰兒)」(子供)
単位表記の統一(microgram → μg など)
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