【シンガポール・マレーシア化粧品】成分規制の改正を発表
2025年7月2日:ASEAN化粧品指令成分規制の改正が発表
2025年7月2日、ASEAN化粧品指令成分規制の更新版を公表しました。
ASEAN化粧品指令に基づく成分規定更新の国
尚、現時点で以下の国において、ACD更新内容について規制準拠の旨が発表されています。
1) シンガポール
2)マレーシア
シンガポールおよびマレーシアにおける化粧品成分規制の改正内容
両国の更新内容は以下の通りです。
1. 禁止成分:
更新された禁止成分:1成分
両国において以下成分に「and its salts」が追加されました。

追加された禁止成分:
シンガポール:2成分を追加

マレーシア:1成分を追加(※猶予措置期間は、2027年4月23日までを予定)

2.制限付成分:1成分を修正
両国において以下成分の修正がされました。
対象成分:
物質名:Benzoic acid, 2-hydroxy-
INCI:Salicylic acid
CAS No. 69-72-7
修正内容:(b列)に「nail polish」が追加されました。

WWIPのコメント

今後、他のASEAN加盟国においても、(ACDの更新内容を参考に)成分規制の改正が予定されています。新たな動きがあり次第、随時ニュースリリースにてお知らせいたしますので、ぜひご注目ください。
ご参考情報
【ASEAN】ACDーANNEXES OF THE ASEAN COSMETIC DIRECTIVE
【マレーシア】PEKELILING BILL 1/2025
株式会社ワールドワイド・アイピー・コンサルティングジャパンでは、ASEANの規制に基づき化粧品の成分チェック、クレームチェックサービス、PIF作成サポートをご提供するとともに、製品通知や登録手続き、また規制チェック等の専門的なサービスをご提供しています。
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