マカオ薬物監督管理局 西洋薬の成分を混入した外用製品の使用を中止するよう呼びかける
2022年10月14日、マカオ薬物監督管理局(Instituto para a Supervisão e Administração Farmacêutica)は、公式サイト(https://www.isaf.gov.mo/)に西洋医薬成分を混入した外用製品の使用を中止するよう呼びかけるニュースリリースを発表しました。
株式会社ワールドワイド・アイピー・コンサルティングジャパンは、当該ニュースリリースを日本語翻訳し、2022年10月21日より公開しました。
本発表では、「LAB LUMINUS ANTI-SENSITIVE SERUM」という外用製品に、西洋医薬の成分であるベタメタゾン(Betamethasone valerate)が混入していたと報じています。 審査記録によると、薬物監督管理局は本製品のマカオ市場への輸入と発売を承認していません。
ベタメタゾン ((Betamethasone valerate))は炎症性疾患の治療に用いられるステロイド薬であり、処方箋通りに使用する必要があります。 この薬の副作用として、満月様顔貌(Full moon face)、高血圧、高血糖、皮膚萎縮、副腎不全、骨粗鬆症などが挙げられます。
公衆衛生を守るため、薬物監督管理局はマカオにおける本製品の流通を注意深く監視し、住民に本製品を購入しないよう、また使用を中止するよう呼びかけています。 万が一購入した場合は、直ちに使用を中止し、薬物監督管理局に持ち込んで廃棄処分する必要があります。
当該ニュースはマカオだけでなく香港においても報じられており、このような医薬品成分の混入を重い事態としています。
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