「台湾食品」TFDAが新興食品原料(旧・非傳統性食品原料)の作業ガイドラインの改正草案を発表

台湾衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)、新興食品原料(旧・非傳統性食品原料)の安全性評価に関する作業原則の草案を発表
2025年3月13日より60日間の意見募集を開始いたしました。
本草案は、従来の「非伝統性食品原料申請作業指引」に基づき、商品成分の定義をより明確化し、安全性評価における試験方法の補足を行いました。
改正内容は下記の通りです。
1)旧「非傳統性食品原料申請作業指引」規制名→「新興食品原料安全性評価作業指引」に変更
非傳統性食品原料の概念:
I 台湾国内で食用された歴史や経験がなく、または食用経験の少ない食品原料。
II 一般的な食品原料で、新たな生産工程、繁殖方法、また加工技術により、成分の構造が変化したもの。
2)安全性試験に関する情報を補足し、動物福祉および3RS原則(置換・削減・改良)の概念を追加
3)遺伝子組換え食品成分に関しては、別途遺伝子組換え食品成分の評価基準に従う必要があることを明記
本草案は、従来の指針において不明瞭であった部分をより詳細に説明し、理解しやすくすることを目的としています。ただし、申請手続きの厳格化を意図したものではありません。
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