【韓国】食品医薬品安全処、化粧品安全性評価準備現況実態調査を実施
2025年4月29日、食品医薬品安全処(MFDS)は化粧品産業の特性を反映した体系的な支援方案を用意するために化粧品安定性評価準備現況実態調査を実施すると明らかにしました。
今回の実態調査は、韓国の化粧品業界の安全管理能力を強化し、K-化粧品の輸出拡大を支援するための「化粧品安定性評価制度導入支援事業」の一環として進められるといいます。
また、2026年に導入予定のグローバル基準を満たす化粧品安全性評価制度を控え業界支援を強化し、このために中小輸出業者などを対象にオーダーメード型コンサルティングを提供し、制度案内および苦情聴取のための懇談会を開催する予定だそうです。
食品医薬品安全処は今回の支援事業が安定性評価を準備する業界に役立つと期待しており、今後も多様な支援を持続·拡大し韓国化粧品業者が世界市場を先導できるよう最善を尽くして支援する予定だといいます。
WWIPより
MFDSは近い将来、EU・アメリカ・中国等が行っているような安全評価制度を導入しようとしており、今回の調査はこの制度導入前の実態確認作業です。入念な調査と検討を経て、韓国における制度の枠組みと実施する時期を正式発表するものとみられます。以下、当該制度案に関する記事も併せてご確認ください。
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