天津の自由貿易試験区での非特殊用途化粧品の備案申請代行サービスを開始

中国CFDA申請をより迅速に行なうために
天津の自由貿易試験区での非特殊用途化粧品の備案申請代行サービスを開始

株式会社WWIPコンサルティングジャパン(東京都港区西新橋1-17-11 代表取締役 神代雅喜 以下「WWIP」)は、6月1日より、 輸入非特殊用途化粧品の天津の自由貿易試験区における備案申請代行サービスを開始しました。
このサービスにより、通常のCFDA申請に比べ、大幅に販売開始までの期間を短縮できるようになりました。


輸入非特殊用途化粧品届出管理(備案申請方式)は上海浦東新区のみで試験的に行なわれていましたが、国家食品薬品監督管理総局(CFDA)は2018年3月12日にCFDA(2018年第31号)通達により天津・遼寧・浙江・福建・河南・湖北・広東・重慶・四川・陜西の十か所の自由貿易試験区に輸入非特殊用途化粧品備案管理作業を拡大することが公告されました。

WWIPは、この通達を受け、北京から新幹線(高鉄)で30分という利便性を考え、天津自由貿易試験区における備案申請方式による非特殊用途化粧品の申請代行業務を開始しました。


□ CFDA申請とは 中国の政府機関である「國家食品藥品監督管理總局」の英語名「China Food and Drug Administration」の略称であり、アメリカ食品医薬品局(FDA)の中国版です。※1
中国市場で、医薬品、医療機器、化粧品、保健食品を販売するためにはCFDA登録を行う必要があります。 製品の成分チェックから、検査資料や専門的な証明資料等の提出、その翻訳、中国における検査等、非常に慎重かつ緻密な手続きが必要であり、時間も費用もかかることから決して容易な申請ではありません。

現在は、未登録の製品でも越境ECであれば日本からEMS等を利用して販売できている状態ですが、2019年1月から登録済みの製品でなければ輸出できないよう政策が実施されるという観測があります。※2

※1 2018年3月22日に全人代が発表した行政機構改革で「国家市場監督管理総局」へ移管
※2 2017年9月20日に北京で開催された国務院常務会議で決議された越境EC政策(跨境电商的政策)


□ 一般申請と備案申請のメリット、デメリット

(備案申請のメリット)
① 詳細な審査を後回し(先に販売開始)することにより、申請から販売までの所要時間を短縮。(約3ヵ月の時間節約)
② 審査機能は地方CFDAへ分散することにより、手順を簡略化し、審査所要時間を短縮。
③ 一ヶ所で備案申請を通して輸入した化粧品は当該貿易港で輸入することが 必要だが、中国全国で販売することは可能。

(備案申請のデメリット)
① 販売後の詳細審査で問題があった場合は一旦販売と輸入を停止した上で、資料の追加などを行わなければいけない。
② 在華責任会社(申請会社)は自由貿易試験エリア内で法人登録した企業に限る。
※ WWIPは在華責任会社のご紹介も行なっています。
③ 備案申請を通過した化粧品は、在華責任会社が登録した自由貿易試験エリアの貿易港のみで輸入可能。複数の貿易港で輸入したい場合は、改めて別の試験エリアで備案申請するか備案を取り消して通常申請する必要がある。
④ 在華責任会社は製品の輸入や営業、品質安全責任も問われる(一般申請の場合は申請責任のみ)

□ WWIPのサービス

① 日本国内でのワンストップサービス
・ 打ち合わせは、中国人スタッフを含めて全て日本語で行ないます。
② 中国出身の専門スタッフによるCFDA申請サポート体制
・ 東北大学にて薬学修士を取得し、日本国内で診断薬の研究開発、医療ビジネスの海外マーケティングなどを経験。その後医薬品安全性情報業務(PV)に従事。
③ 天津自由貿易区での在華責任会社に関してもサポート
・ 天津自由貿易区で申請者となる在華責任会社を無償でご紹介します。
④ 申請前の成分チェックは無料
・ 中国への輸出可能な成分かどうかなど、申請前にチェックを行います。 申請可否については無料でチェック。申請できない場合は一切費用は発生しません。
⑤ 明朗な料金表
・ 検査機関や行政機関へ支払う費用とWWIPの申請代行手数料を明朗に分けて表記しています。 (申請代行手数料は1SKUあたり25万円/非特殊用途化粧品)

中国で化粧品を販売したい日本企業にとって高いハードルとなっているCFDA申請ですが、非特殊化粧品に限って言えば、天津の備案申請代行サービスを利用することで、迅速に商品の販売を開始する事が出来ます。 まずは、対象化粧品の成分チェックをお申し付けください。(無料)

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